あの朝、なぜ僕はあんなに怒ってしまったのか
先日、朝の兄妹ゲンカにイライラして、長女に強く当たってしまいました。
その後謝ってフォローはしたものの、頭の中にはずっと「なんであんなに怒りが湧いたんだろう?」という問いが残っていました。
今回は、その感情の正体を少しだけ掘り下げてみたいと思います。

イライラの原因は「子ども」だけじゃなかった
最初は、「子どもたちが言うことを聞かないから怒ったんだ」と思っていました。
でも冷静に考えてみると、それだけじゃないことに気づきました。
たとえば…
- 寝不足だった(夜中、腹にかかと落としを食らって目が覚める。夜になると格闘家と化す長女)
- 職場の上司に毎日ストレスを感じていた
- 週末なのに休んだ気がしないことへのモヤモヤ
- 自分の時間が全然取れていない焦り
そんな小さな「疲れ」「不満」「焦り」が積もって、爆発したんだと思います。
「怒り」は、別の感情のフタだった
怒りって、実は「寂しさ」「不安」「自己否定」みたいな、もっと繊細な感情を隠すために出てくることがあるそうです。
たしかに僕も、あの朝の本音はきっとこうだった。
- 「なんでわかってくれないんだよ」
- 「誰も僕のことを気にしてくれない気がする」
- 「こんなに頑張ってるのに、報われない」
そう思っていたのかもしれません。

感情に気づけると、少しラクになる
もちろん、イライラしないのが理想です。
でも、それができなかった自分を責めすぎないことも、大切だと思いました。
「本当はこういう気持ちだったんだ」
と自分の中で言葉にできるだけでも、気持ちは少し軽くなる。
完璧な親はいない。
今できることは、少しずつ余白をつくること
育児も仕事もがんばっているからこそ、余裕がなくなって、怒りに飲まれてしまう。
だからこそ、僕が今意識しているのは:
- 夜は10時までに寝る
- 朝は4時過ぎに起きて、本を読んだり、ブログを書いたり、リラックスする
- やらない事を決めて、やる事に集中する(時間を管理する)
- 毎日スキマ時間に少しの運動を取り入れる
- 不要なアプリやLINEアカウントを消す
本当はもう少し具体的に、固有名詞や日時をつけて、メモアプリで常に見える状態に
しておくことで意識付けを図っています。たったこれだけで、時間と心に余裕ができました。

おわりに:イライラはジョーカーじゃない
怒りにまかせて子どもに当たってしまうと、「なんであんなこと言ったんだろう」と自己嫌悪に陥ります。
でも、イライラは決して悪者じゃない。ヒーロー映画に登場するヴィラン、ジョーカーのように、暴走させれば周囲を壊すけど、向き合えば自分の弱さを知るヒントにもなる。
子どもと同じように、自分の心とも「対話」していきたい。
それが僕なりの、父親としての成長の仕方かもしれません。
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